桃井天の部屋の電気をつけたのは


私は思う

 


「メンズ校」というドラマは最高だという言葉では片付けられない、と。

 


それは決して私のなにわ男子が好きだという贔屓目ではない。

 


ストーリーはもちろんのこと、配役、流れ、1話1話の重み、ストーリーごとに視聴者に伝えたいことの明確さ、わかりやすさ…

 

 

 

しかしまずは、このメンズ校というドラマになにわ男子を抜擢してくださった全ての関係者の方に深く深く御礼を申し上げたい。

本当にありがとうございます

 


ここから、ここから始まるんだというの彼らにしか演じることのできないメンズ校だったと思うのです。

 

 

 

本当は1話から私のメンズ校に捧げる愛を書き連ねたい…のですが、今回はどうしても書きたいことがあるのでその話を。

 


またいつものごとくつらつらと思ったことをありのまま書きたいと思います。

 


これは完全に私の個人的な見解であるので、深読みしすぎているところも多々あると思います。

 


でも、そんな深読みできるところ、何度も見返していくうちに無限に気づきが増え、何度でも楽しめるところが、このメンズ校の最大の魅力だと私は思うのです。

 

 

 

それでは本題

 


「桃井天の部屋の電気をつけたのは」

 


について

 


答えはもちろん、藤木一郎です

 

 

 

私は大橋くんの演じる藤木先輩が大好きです。

 


ここへきて急に語彙力が低下しましたが気にせずに

 


ヲタクというのはそういうものです。

 


藤木一郎という人物はちょっと、いや、かなり変わっている。

 


でも、そんな変わっている人を

 


ああ、こんな人いるいる。

…いや、いそうで…いないな…???

 


と思わせる演技力

 


大橋くんはシンプルにすごいと思います

 


多分大橋くんでなければ絶対浮きすぎてあんなに憎めない愛されるキャラクターにはならなかったと思う

 

 

 

そして桃井天を演じる流星

 


これまたすごい演技力で回を重ねるごとに桃井天という人にどんどん惹かれていきます。

 


桃井もこのメンズ校には欠かせない存在であるけれど演じるのがとても難しい人だと思います

 


あまり出演シーンがない分、出演した時の注目度も高くなるしそこでいかに桃井天を出せるのかが物語の鍵となってくる

 


それをこなしたりゅちぇ、すごすぎる

 


あのもどかしくてかわいくてたまらなくなるような存在感、マスコット感、どうやったらだせるの??????

 

 

 

 


ところでこの2人、話の序盤からよく絡んでる

 


私はずっとなぜこの真逆な2人がこんなにメンズ校というドラマの中で接点を持つのか

 


桃井に一番最初に接した人物があの5人のうちの誰かではなく藤木一郎なのか

 


疑問に思っていました。

 


だって5人のうちの誰かの方が仲間に入りやすくなるしきっかけも作りやすいじゃん???

 


でもあえて5人のうちの誰かではなくちょっと距離のある藤木先輩から接した

 

 

 

でもこの疑問の答えも回を重ねる毎になんとなくぼんやり分かってきて

 


このブログのタイトルにもした「あの場面」で私は完璧に答えを見つけたのです

 


藤木一郎は桃井天の「電気」をつけた人だったんだと

 

 

 

部屋の電気って家に帰った時や朝起きた時、なにか物事を始める時につけることが多いですよね

 


はたまた周りが暗くなってきてまわりがよく見えるようにつけたりとか

 


そう考えたときはっとしたんです

 


この物語の中では

桃井がみんなの仲間に入り新しい「桃井天」を始めるための「電気」を藤木先輩がつけたんだ

 


と。

 


それに加えて

桃井が今まで見ないように目を背けていた自分の周りのこと(学校だったり仲間だったり)をしっかり見ようとしているタイミングでそれを見えるようにしたのは藤木先輩だったんだ

 


私はそう思いました。

 


藤木先輩が桃井を見つけなかったら、桃井は人と喋ることもなくずっと引きこもっていたかもしれない。

 


藤木先輩が干し芋をあげなかったら、桃井はゴンという名前を盾にしてみんなと近づけなかったかもしれない

 


藤木先輩が桃井に

 


あいつらと友達になりたいんか

 


と聞かなければ桃井はそのくすぶっていた気持ちに気づかなかったかもしれない

 


5人に出会うまでの桃井は全て

藤木一郎が起こした行動によって

5人の方へ少しずつ近づいていっている

 


藤木先輩が桃井が変わる「スイッチ」を強引にではあるけれど押したんだと思うんです。

 


そしてその桃井のスイッチは藤木先輩のような強引でまっすぐな人にでないと押せなかったとも思う

 


あの藤木先輩が部屋の電気をつけるシーン

 


桃井に暗いからつけなよ、と促すのではなく

なぜ暗くしているのかを聞くわけでも

気にするわけでもなく

先輩が何気なく、でも「強引に」つけた

 


そのことに意味があったような気がします

 


そのあと桃井は消していたけれど笑

 


こはちゃんと最後は自分でスイッチを入れた

 


桃井は自分で選んで本当の自分になった

 


そんなことを思いました。

 

 

 

書いていて思ったけど絶対深読みしすぎだよね笑

 


でも物語を色んな面からみて深読みするのは幼き頃からの趣味なので許してください

 


一ヲタクがやってんなぁくらいの気持ちで読んでもらえてたら嬉しいです

 

 

 

次回

 


藤木一郎と桃井天が大橋和也大西流星そのものである件について

 


でお会いしましょう

 


さようなら

 


*たぶん書かない